歴史こぼれ話

その後の仏御前

 以前の記事に書いた「白拍子 時代を彩った女達」の中で世の中の無常を悟り、清盛のもとを去った仏御前のその後をたどってみようと思う。なおこの文章は、「仏御前影像略縁起」「里山保全プロジェクト 木滑物語」そして「加能越三州地理志稿」を参考に書...
飛行機のはなし

97式戦闘機 Nate(連合軍コードネーム)

 1977年に滋賀県の琵琶湖で初めて開催された「鳥人間コンテスト」は2024年までに46回開催されている。2017年には社会人チームの機体が20kmの地点で折り返し40kmの飛行に成功した。出来の良い機体を体力的に良くトレーニングされたパ...
オートバイの話

オフロードバイクについての一考察

 小さなモーターサイクルで、近場の山道を走るのは楽しいものである。若い頃は友人たちと走るとついスピードを出して景色など見る余裕はなかったが、後期高齢者になった今ではそんな走りは危なくてとても出来ない。林道や旧道を走って山里を訪ね四季の移ろ...
飛行機のはなし

飛行機に乗っていた

 大阪で万博があった年、大学4年そろそろ就職を考えないといけない時期だった。ゼミの先生が2~3社紹介してくれたのだが、もう一つ興味が湧かなかった。ある日新聞の広告に、大手航空会社の パイロット訓練生募集の記事がでていた。子供の頃から飛行機...
飛行機のはなし

グラマン鉄工所

 アメリカ海軍の艦上戦闘機を製造していた航空機メーカーにグラマン社がある。最後に製造したのが最初の「トップ・ガン」でマーヴェリックが乗っていた双発、複座、可変翼を持つF-14 トムキャットである。また太平洋戦争で日本が徹底的にやられたのが...
飛行機のはなし

世界初のジェット戦闘機

 第二次世界大戦の末期に、戦闘機はプロペラ機からジェット機へと進化していった。世界で初めて戦場に現れたジェット戦闘機はシュバルべ「つばめ」と名付けられたドイツのメッサーシュミットMe262である。ドイツへ爆撃に向かうボーイングB17爆撃...
自動車の話

 コンビニに突っ込まないために

   この先自動車はどうなっていくのだろうか?電気自動車、水素エンジンを搭載した車、トヨタを始め日本が有利なハイブリッド車が優勢になるのか、或いはすでに完成された技術的領域にある内燃機関を搭載した車が生き残るのか、米国、欧州、日本そ...
本と映画の話

 撃墜王アフリカの星

 1961年(昭和36年)、小学生から中学生になった頃、京都下京区の実家の周りには映画館が4軒あった。一番近かったのが中央劇場で、小林明の渡り鳥シリーズや加山雄三の若大将シリーズを見た記憶がある。南北に走る大宮通りを七条から少し南に下がっ...
飛行機のはなし

飛行機のニックネーム

 アメリカ人はニックネームをつけるのが上手いと常々思っている。写真の機体は第二次世界大戦が終了してアメリカとソ連の冷戦が激しさを増していた1948年8月16日に初飛行を行ったノースロップ社のF89全天候戦闘機である。全天候戦闘機と言うのは...
飛行機のはなし

羽田空港の事故

   2024年の正月1日、いつも初詣に出掛ける神社でおみくじを引いたところ人生で初めて”凶”を引き当ててしまった。悪いことが起きなければよいがと思っていたら、夕方に能登半島で大地震が発生した。続く2日には羽田空港で日本航空と海上保...
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