自動車の話

 もう一度乗ってみたい自動車

  最近の若い男性は車への興味を失ってしまったようだと言われている。団塊世代の私が免許を取った1960年代は、日本のモータリゼーションが隆盛期を迎え日産、トヨタを始め各メーカーが魅力的な車を発表していた。写真の車はスズキのフロンテ8...
自動車の話

自動車に関する一考察

 その昔「運転が示すあなたのお人柄」という交通標語があったが最近、街中を走っていると人格を疑うような運転をする車を良く見かける。一番運転の荒いのが「ハイエース」、バックミラーに迫って来るハイエースを見つけると私は道を譲るようにしている。ハ...
乗物の話

金属疲労と複合炭素繊維(膨らんだり、縮んだり)

 2023年6月18日、110年前に北大西洋で氷山と衝突して沈没したタイタニック号の見学ツアー中の米オーシャン・ゲート社の潜水艇タイタンが消息を絶った。米沿岸警備隊の幹部は22日の記者会見で潜水艇が水圧で押しつぶされ、乗員5名全員が死亡し...
飛行機のはなし

パイロットは五感を研ぎ澄ませ

 機長に昇格する前の5年間、ボーイング767に乗務していた。丈夫で性能も良いのだが、何故かインパクトが弱くあまり記憶に残らない平凡な機体だった。B767はコックピットに始めてパソコンのようなディスプレイが採用された。機体の姿勢や、...
飛行機のはなし

 パイロットによって揺れ方が違う

 1966年3月5日BOAC(英国海外航空)911便は、羽田空港からホンコンへ向けて、13時58分に離陸した。滑走路脇には、前の日に濃霧の中、着陸に失敗したカナダ太平洋航空402便ダグラスDC8の残骸が散乱していた。 。 事故...
本の話

孀婦岩(そうふがん)に登った男達(2)

 1972年7月21日に、早稲田大学の岳友会に所属する若い二人のパーティが(記録に残る限り)初登頂に成功してからは長い間、孀婦岩の登頂記録は残されていない。                 次に登頂に挑戦した記録が残るのは2003年のこと...
本の話

 孀婦岩(そうふがん)に登った男達(1)

 西暦1788年イギリス帝国のジョン・ミアーズが率いる2隻の船団は交易のためマカオを出発、フィリピンのミンダナオ島を経由して北アメリカへ向かっていた。日本では江戸時代天明8年、徳川10代将軍「家治」の治世で田沼意次が亡くなった年である。4...
アウトドア・ライフ

 セカンドハウスの暖房と言えば 薪ストーブ

 湖北の雑木林にセカンドハウスを建ててから早いもので30年近くの年月が過ぎた。滋賀県の北部は冬季には積雪が多く、気温も低くなる。セカンドハウスの暖房に薪ストーブは欠かせないものとなった。導入当初はいろいろと失敗もあったのだが、ここ数年は取...
飛行機のはなし

ニューヨーク便 第3エンジン油圧 低下

 技術の進歩で最近のジェットエンジンが飛行中に故障することはほとんど無くなった。時折ニュースでエンジンが火を噴いて緊急着陸する映像が流れることがあるが、民間航空のパイロットで、飛行中にエンジンを停止させた経験を持つ人はあまりいないようだ。...
飛行機のはなし

長距離国際線のCOCKPITでは(1)

 20年程前、2000年頃はエンジンを4基備えたボーイング747-400型が国際線の主力機だった。現在では燃料効率が悪いと言う事で日本の航空会社では一部の貨物会社を除いてはすべて退役している。私の所属していたANA(全日空)では成田空港か...
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