歴史こぼれ話

「この坊主達だけは許すことはできぬ」           後鳥羽上皇の怒り   建永の法難

 京都の北東、左京区に鹿ケ谷と呼ばれる一角がある。平安時代の安元3年(1177年)に僧都俊寛が平家打倒の密議を行った別荘があったことで「鹿ケ谷の陰謀」として歴史上に名を残すことになった。その30年後の1207年、気性の激しい後鳥羽上皇を激...
歴史こぼれ話

平安から鎌倉へ 白拍子 時代を彩った女達

 京都の西を南北に走る西大路通りが八条に差し掛かるところに平清盛が創建した若一(にゃくいち)神社がある。この神社には清盛が手植えしたと伝えられる楠の大木があり、この木を切ると祟りがあると言われており京都市電もこれを避けるため西側に迂回して...
鉄道の話

愛宕山鉄道ケーブル線 幻のリゾート

 秋晴れの一日、久しぶりに京都の愛宕山に登ってきた。愛宕山は標高924mと比叡山(848m)よりも高く市内から見える山の中では最も高い山である。登山コースはメインルートの清滝の他、嵯峨水尾,保津狭の落合からといくつかあるようだが、どのコー...
歴史こぼれ話

秀吉の愛した側室 松の丸

 琵琶湖の北西、国道161号線が海津の集落を過ぎてマキノと大浦へ分岐する交差点「海津」の少し手前の山側に、水上勉氏の長編小説「湖笛」の舞台となった宝憧院がある。織田信長殺しの明智光秀の謀反に加わったとして、若狭武田の流れをくむ守護...
鉄道の話

 早く乗っておかないと 木次線の旅

こんな所を走っているんだ、オロチループの橋より撮影  週刊新潮から  鉄道に興味のない人にはほとんど知られていない木次線(きすきせん)に行ってきた。         こんな所を走っているんだ。山陰線の「宍道駅」から、...
鉄道の話

 鉄道趣味オタク 妄想派

 かつては根暗のオタク趣味として、あまり人前では明かされなかった趣味に鉄道模型と無線通信がある。一昔前までは「隠れ鉄ちゃん」と言う言葉まであって、「趣味は鉄道模型です」などとは決して人前では言わず隠していたものだった。が、最近では少し風向...
歴史こぼれ話

 西行の詠んだ朝妻船とは

     おぼつかな 伊吹おろしの風先に 朝妻船は会いやしぬらむ    西行 「伊吹山から吹き下ろす強風に朝妻船は出会って翻ろうされているのだろうか」 平安時代末期の歌人 西行が詠んだ和歌である。   琵琶湖の東岸を北か...
歴史こぼれ話

 夢に見た白河の関

 2022年、夏の甲子園大会で仙台育英高校が優勝して、優勝旗が初めて白河の関を超えて東北にもたらされたと話題になった。今なら東北新幹線でビールでも飲んでいるうちに通り過ぎてしまうが、平安時代ではとんでもなく遠い所だったようである。そういえ...
本の話

 ザ・シェパード 孤独な戦闘機パイロット

 1975年7月に、アメリカの男性向け雑誌「プレイボーイ」の日本語版が発売になった。この雑誌は綺麗なお姉さんの裸の写真をたくさん掲載しているのを売りにしていたのだが、記事の内容は政治、経済、文化、趣味、旅行記そして短編小説と読み応えのある...
飛行機のはなし

小松空港のGCA

 石川県の小松空港、古都金沢の最寄りの空港で、航空自衛隊の基地でもある。2015年に北陸新幹線、長野―金沢が開通するまでは、東京から金沢へのJRでの移動は乗り換えなど不便で、航空機での移動に人気があった。 羽田からは...
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