飛行機のはなし

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97式戦闘機 Nate(連合軍コードネーム)

 1977年に滋賀県の琵琶湖で初めて開催された「鳥人間コンテスト」は2024年までに46回開催されている。2017年には社会人チームの機体が20kmの地点で折り返し40kmの飛行に成功した。出来の良い機体を体力的に良くトレーニングされたパ...
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飛行機に乗っていた

 大阪で万博があった年、大学4年そろそろ就職を考えないといけない時期だった。ゼミの先生が2~3社紹介してくれたのだが、もう一つ興味が湧かなかった。ある日新聞の広告に、大手航空会社の パイロット訓練生募集の記事がでていた。子供の頃から飛行機...
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グラマン鉄工所

 アメリカ海軍の艦上戦闘機を製造していた航空機メーカーにグラマン社がある。最後に製造したのが最初の「トップ・ガン」でマーヴェリックが乗っていた双発、複座、可変翼を持つF-14 トムキャットである。また太平洋戦争で日本が徹底的にやられたのが...
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世界初のジェット戦闘機

 第二次世界大戦の末期に、戦闘機はプロペラ機からジェット機へと進化していった。世界で初めて戦場に現れたジェット戦闘機はシュバルべ「つばめ」と名付けられたドイツのメッサーシュミットMe262である。ドイツへ爆撃に向かうボーイングB17爆撃...
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飛行機のニックネーム

 アメリカ人はニックネームをつけるのが上手いと常々思っている。写真の機体は第二次世界大戦が終了してアメリカとソ連の冷戦が激しさを増していた1948年8月16日に初飛行を行ったノースロップ社のF89全天候戦闘機である。全天候戦闘機と言うのは...
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羽田空港の事故

   2024年の正月1日、いつも初詣に出掛ける神社でおみくじを引いたところ人生で初めて”凶”を引き当ててしまった。悪いことが起きなければよいがと思っていたら、夕方に能登半島で大地震が発生した。続く2日には羽田空港で日本航空と海上保...
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 高揚力装置

 飛行機が離着陸する時に外を見ていると、翼の前と後ろにスルスルと補助翼のようなものが伸びてくるが、前の方をスラット、後ろの方をフラップと呼ぶ。これらは高揚力装置と呼ばれている。どんな仕事をしているのか簡単に説明しよう。それにしてもB727...
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 飛行機の操縦

 操縦室に入りシートに着くと、目の前には操縦桿、足元にはラダーペダルがある。すべての装置がスムースにできるようにシートの位置と高さを調節して自分の体に合わせ、リクライニングとひじ掛けも合わせる。昔はシートに座った所を見ただけで腕前が判ると...
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飛行機は何故飛ぶの?

 飛行機に関する記事を書いていたのだが、文章が長い,難しいという声があったのでもう少し基本的なことを少し短めに書くことにした。「あんなに重たい飛行機が、なぜ空を飛ぶことができるの?」と疑問を持つ人がいる。  飛行機が空気中を飛んでい...
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パイロットは五感を研ぎ澄ませ

 機長に昇格する前の5年間、ボーイング767に乗務していた。丈夫で性能も良いのだが、何故かインパクトが弱くあまり記憶に残らない平凡な機体だった。B767はコックピットに始めてパソコンのようなディスプレイが採用された。機体の姿勢や、...
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