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本と映画の話

 撃墜王アフリカの星

 1961年(昭和36年)、小学生から中学生になった頃、京都下京区の実家の周りには映画館が4軒あった。一番近かったのが中央劇場で、小林明の渡り鳥シリーズや加山雄三の若大将シリーズを見た記憶がある。南北に走る大宮通りを七条から少し南に下がっ...
飛行機のはなし

飛行機のニックネーム

 アメリカ人はニックネームをつけるのが上手いと常々思っている。写真の機体は第二次世界大戦が終了してアメリカとソ連の冷戦が激しさを増していた1948年8月16日に初飛行を行ったノースロップ社のF89全天候戦闘機である。全天候戦闘機と言うのは...
飛行機のはなし

羽田空港の事故

   2024年の正月1日、いつも初詣に出掛ける神社でおみくじを引いたところ人生で初めて”凶”を引き当ててしまった。悪いことが起きなければよいがと思っていたら、夕方に能登半島で大地震が発生した。続く2日には羽田空港で日本航空と海上保...
本と映画の話

ザ・シェパードが映画になった

2022年10月に投稿した「ザ・シェパード」が映画になった。「ジャッカルの日」の作者で戦闘機のパイロットであったフレデリック・フォーサイトの短編小説を、ジョン・トラボルタが映画化した。ジョンもまた飛行機が好きで、自らも操縦をし何度か危険な...
本と映画の話

まだ時間はある There is still time-Brother

 1959年のアメリカ映画にON THE BEACH「渚にて」がある。物語は1964年に第三次世界大戦が勃発、核兵器による汚染で北半球はすでに絶滅し南半球のオーストラリアの一部のみが汚染を免れていた。しかし残された時間は短く5...
本の話

 幻の湖の怖い話

 琵琶湖の北西、函館山スキー場の奥にひっそりと佇む湖がある。大正年間に地元の人々が灌漑用水確保のために造った人造湖で本来は淡海湖というそうだが、今では処女湖と呼ばれている。麓の集落から杉林の中の道を登っていくと函館山スキー場西端のリフト支...
飛行機のはなし

 高揚力装置

 飛行機が離着陸する時に外を見ていると、翼の前と後ろにスルスルと補助翼のようなものが伸びてくるが、前の方をスラット、後ろの方をフラップと呼ぶ。これらは高揚力装置と呼ばれている。どんな仕事をしているのか簡単に説明しよう。それにしてもB727...
飛行機のはなし

 飛行機の操縦

 操縦室に入りシートに着くと、目の前には操縦桿、足元にはラダーペダルがある。すべての装置がスムースにできるようにシートの位置と高さを調節して自分の体に合わせ、リクライニングとひじ掛けも合わせる。昔はシートに座った所を見ただけで腕前が判ると...
飛行機のはなし

飛行機は何故飛ぶの?

 飛行機に関する記事を書いていたのだが、文章が長い,難しいという声があったのでもう少し基本的なことを少し短めに書くことにした。「あんなに重たい飛行機が、なぜ空を飛ぶことができるの?」と疑問を持つ人がいる。  飛行機が空気中を飛んでい...
鉄道の話

 古い時刻表(士幌線)

 最近は新幹線や飛行機、そして自動車で高速道路を利用しての移動がメインとなり、時刻表をみて在来線を利用して旅することはほとんどなくなった。このような状況の今、古い時刻表を見ていると、いろいろと妄想が広がって興味の尽きることがない。一例に挙...
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